Logoプログラム作成過程の分析
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概要
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中学校の情報基礎におけるプログラミングの学習過程の実態を明らかにするためにキー入力データを記録するプログラムを使用し,Logo言語の学習履歴を分析した。Logo言語の学習が10時間目の授業のデータを分析したところ,プログラム例を参考に入力するという課題では,ミスの多くは実行する前の入力時に修正されている。実行時のエラーの発生箇所は組み込み手続きよりもユーザーの定義した手続き名に起因する場合が多く,かつ誤りに気づきにくい。またプログラム内にカナ入力を併用するとタイピングミスが増加する等の知見が得られた。今後さらに各学習段階での分析を進めることで情報基礎におけるプログラミング指導の適切な一手法を開発できると考える。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-24
著者
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