体格と永久歯の生歯並びにう歯との関係
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概要
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私たちは体格の発育の盛んな小中学生時代に, 永久歯の生歯及びう歯と体格との関係について観察し, つぎのような結果を得た.1. 体格と永久歯生歯数との関係 男女とも, 身長, 体重及び胸囲の優れたものが劣ったものよりも永久歯生歯数が多い.2. 体格とC_3歯数 身長, 体重及び胸囲のまさったものが劣ったものよりもC_3歯数が少ない.3. 体格とDMF T数 身長のまさったものがDMF T数が多く, 体重, 胸囲の優劣とDMF T数との関係はないようである.4. 体格とう歯数(dft+DMF T) 男の体重の優れたものは劣ったものよりもう歯数が多く, 身長, 胸囲の男女及び女の体重には優劣間にう歯数の差はほとんどない.5. 歯みがきするものは, 男が72.4%, 女は86.2%で女が高率である.6. 歯をみがくものとみがかないものとのDMF T数の差は, ほとんどない.本研究に当り, 小倉区学校歯科医会から研究費を受けた, 深謝する.
- 九州歯科学会の論文
- 1967-09-30
著者
-
小林 力
九歯大・口衛
-
滝口 親尚
九歯大・口衛
-
末広 敬
九州口腔衛生研究所
-
荷宮 文夫
九州歯科大学口腔衛生学教室
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福成 米
九州口腔衛生研究所
-
小林 力
九州歯科大学口腔衛生学教室
-
山本 映太
九州歯科大学口腔衛生学教室
-
滝口 親尚
九州歯科大学口腔衛生学教室
-
福成 米
九州歯科大学口腔衛生学教室
-
末広 敬
九州歯科大学口腔衛生学教室
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