P-69 メチルシクロペンタンジオンを重合開始剤成分とするレジンによる象牙質の接着
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概要
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α, γ-シクロアルカンジオン系の重合開始剤として、2-メチル-1, 3-シクロペンタンジオンを取り上げ、アセチルアセトン銅及び塩化第4級アンモニウムと組み合わせて重合開始系とし、MMA/PMMAレジンの硬化時間及び象牙質への接着について検討した。硬化時間は5.5〜7.3分程度であったが、接着強さは2MPa以下であり、6員環の同様のジオンに比べ著しく低かった。接着試験時の破断面では象牙質面直上に薄いレジン層が認められた。
- 日本歯科理工学会の論文
- 1996-03-28
著者
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今井 庸二
東京医科歯科大学医用器材研究所生体機能材料部門
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今井 庸二
東医歯大・生材研・分子制御
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石川 美保
東京医科歯科大学医用器材研究所
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石川 美保
東医歯大・医用研・生体機能
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今井 庸二
東京医科歯科大学生体材料工学研究所分子制御
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