批判的メディア/コミュニケーション研究における「ジェンダー」の意義 : フェミニズムとの「出会い」がカルチュラル・スタディーズにもたらしたもの(<特集II>女性とマス・コミュニケーション研究の新潮流)
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概要
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In this article, I taced the process of encounter between cultural studies and feminism in CCCS. As Stuart Hall mentioned in his article, the feminist intervention was a radical interruption for cultural studies. However, in struggling with such an interruption, cultural studies have reflectively continued its theorizing task, obtained theoretical-practical richness and critically grasped the conditions of contemporary societies. Now, in the process of 'transnationalization' and 'institutionalization', cultural studies face the moment of profound denger. Reconsidering the significance of 'gender' for cultural studies in such a conditon will be of great help for trying to keep on the critical projects which aim at the cultural critique of status-quo.
- 日本マス・コミュニケーション学会の論文
- 1996-07-31
著者
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