カルテの電子化とマルチメディア

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概要

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病院情報システムが多くの大規模病院で普及しており、患者のあらゆる種類の診療記録を電子的に管理し保存していこうという動きが活発になっている。この動きは将来の医療システム自体をも変革すると考えられるものである。しかし、診療記録情報の電子化のためにはさまざまな種類のデータをすべてデータベース化する必要があり、マルチメディアデータベースの構築が必要不可欠である。そしてリアルタイムオンライントランザクション処理を中心に構築されているこれまでの病院情報システムの環境下にマルチメディアデータベースシステムを運用していくには、データベースの分散サーバー化が必要であり、同時にデータの入力方式にも課題があることを論じる。
1995-10-26

著者

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