オーバーラップ発話の評定方法とその基礎統計 : 日本語地図課題対話を通して
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概要
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従来の話者交代研究では、2人以上の対話において、1人の話し手が話し終わる前に次の話し手が話し出す、という減少は稀少であるとして例外視されてきた。しかし日本語地図課題対話コーパスで2人以上の話者が同時に存在する箇所は全体の約半に昇る。そこで、本研究ではこのような現象に焦点を当て、それが発生するときにどのような発話内容を伴うかを調べ、それを分類すると共に他の要因、対話参加者の役割、性別、親近性条件、先行発話の誘引の有無などとの関係を調べた。評定参加者は8-20人で、評定一致率は83.2%であった。分析の結果、各要因と発話内容による分類間の差は有意であったことから、相手発話中の発話開始現象に伴う発話内容は様々な要因によって影響を受けていることが伺える。
- 1999-12-20
著者
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