2000-DPS-98-3 NTPにおけるパフォーマンス評価について
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概要
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インターネットの品質を改善するために, ネットワークの挙動を評価する試みが行われている.ネットワークパフォーマンスを評価する場合, ネットワーク上の計算機の時刻を正確に保持するNTPが動作していることを前提とした一方向の計測が広く利用されている.NTP(Network Time Protocol)を利用してネットワーク上の計算機の時刻を正確に保つ場合, その値の正確さはstratumの構造すなわちNPTサーバ・クライアント間のトポロジーに依存する.本研究では, NTPを利用したトポロジーを考慮し, 相対誤差の評価が行えるモデルを提案するとともに, トポロジーの一部となる階層構造を考慮して実験を行い相対誤差の要因となるいくつかのパラメータを抽出することができた.実験によりクライアント数よりRTTの揺らぎの方が相対誤差に大きく影響することが判明した.また, ntpデーモンが存在しない場合の相対誤差がずれる大きさを評価することができた.
- 2000-06-08
著者
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