Lazy-group replicationにおけるビュー最新度制御分散アルゴリズム
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概要
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本論文では、lazy-group replicationを用いて管理されるデータに、クライアントが参照する時、クライアントの要求した最新度以上のデータを提供するためにアクセスしなけらばならない、最小数の複製ノードの計算を行う分散アルゴリズムを提案する。本方法では、複製ノードが本構造に配置され、データに対する更新が、本構造を伝搬することによって行われる。本アルゴリズムでは、まず、各複製ノードが範囲内発信ノードと呼ばれるノードを管理する。範囲内発信ノードとは、各複製ノードが、範囲内発信ノードから開始された更新について、クライアントの要求した最新度以上のデータをもつことを保証するノードである。次に、各複製ノードは、範囲内発信ノードを本構造上で隣接する複製ノードとの間で交換・比較することによってクライアントの要求した最新度以上のデータを提供するために必要な複製ノードの計算を行うことを特徴とする。本アルゴリズムについては、検証を目的として実装による評価も行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-11-18
著者
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