Operation Competition Model:非熟練者における作業の多様性
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概要
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一般に非熟練者がコンピュータを用いて作業をおこなう場合, その作業方法は熟練者に比べて個人差が大きい.そのため, これまで非熟練者の作業を詳細に予測することは困難であった.本研究ではOperation Competition Model(OCM)と呼ぶ複数オペレータ間の競合モデルを提案する.OCMはオペレータが選択される度合いを変化させることで多様な作業を説明する.その結果, ユーザが持つ作業知識の差だけでは説明できなかった作業の多様性を簡易に取り扱うことが可能となった.本稿ではOCMの概要を述べると共に, コピー打鍵作業を題材としてユーザの作業を詳細に調べ, その結果に基づいた操作系列の生成例を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-12-11
著者
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