視線を用いた高速なメニュー選択作業 (<特集>ヒューマンインタフェースとインタラクション)
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概要
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本論文では視線による高速で使いやすいコマンド選択方法を提案する. 本方法は視線には精度は高くないが高速な移動が可能であるという特性をいかすことで利用者の負担が少なく, また初心者から熟練者まで使いやすいものとなっている. 我々はメニュー選択課題を題材とした評価実験を行い, 本方式およびマウスによる選択作業を比較した. その結果, 初心者でも視線によって高速にメニューを選択することができることを確認した. また, 評価実験の結果を基に, 視線の測定精度を向上させて誤選択を軽減させる方法について検討を行った. さらに視線による複数アプリケーション制御環境のプロトタイプを作成し, 既存のGraphical User Interfaceと視線インタフェースの環境を統合することで使いやすい作業環境を構築できる可能性があることを示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-02-15
著者
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