階層メニュー選択における視線の利用
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概要
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視線を用いたインタフェースは新しい入力デバイスの一つとして期待が高い.特に,ポインティングデバイスとしての利用方法は習得が容易で用途が広い.しかし,従来の研究では視線の性質に起因する様々な問題が指摘されてきた.では本当にポインティンクデバイスとしての利用は困難か?本研究では,マウスおよび視線を利用して階層メニューの選択作業に関する実験をおこない,視線利用時の作業効率,誤選択率などを測定した.実験結果から,視線はエラーの発生率がマウスに比べて高いものの,発生の原因を解消することで十分に実用になるとの結果を得た.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-06
著者
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