GUI設計の一貫性を評価するツール「GUIテスタII」の提案
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概要
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ユーザビリティ(使いやすさ, 操作性)要素のうち, 従来の操作履歴分析ツールでは評価が困難であった一貫性を評価するツール「GUIテスタII」を提案する. 本ツールを用いれば, 部品のラベル, 位置, サイズ, 色など画面設計の一貫性を評価できる. 本稿では, これらの項目の一貫性評価方法と, 必要なGUI設計データの取得方法を示す. GUI部品検出・データ記録・入力イベント発行のサイクルによりアプリケーションの実行プログラムを網羅的に自動操作してGUI設計データを取得する. このため他研究のツールと比べ, ソースプログラムが不要で開発言語に依存しないという優位性がある. 今後はツールの開発および有効性検証とともに, シンプルさや見やすさの評価も実現していく.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-07-11
著者
-
旭 敏之
NEC共通基盤ソフトウェア研究所
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岡田 英彦
京都産業大学 コンピュータ理工学部
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岡田 英彦
NEC・ヒューマンメディア研究所
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岡田 英彦
NEC 関西C&C研究所
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旭 敏之
NEC 関西C&C研究所
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