ボロノイ図あてはめ法の改良と考察
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概要
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細胞の断面などの現実に見られる模様を、ボロノイ図であるとみなしてモデル化することがある。その際、与えられた模様が、どの程度ボロノイ図に近いかを定量的に知りたい。それによって、その模様の性質を論じることができるからである。ここでは、ボロノイ図らしさの定量化の、知られているいくつかの方法の内の1つに焦点をしぼる。この方法は、ある別の方法と比べ扱いが易しい。しかし、幾何学的な意味が不明瞭であり、さらに重大な欠点がある。そこで、この方法に変更を加えて、この方法に対する幾何学的意味を与え、欠点を解消するための方法を論じる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-06-26
著者
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