長唄三味線の旋律シミュレーション
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
三味線の旋律パターンを体系づける予備的研究として、長唄10曲を題材に、旋律シミュレーションを試みた。まず、楽譜に見いだされる1小節間の音価の並びを、音価パターンと規定し、パターンの抽出と分類を行なった。つぎに、抽出されたデータにもとづいて、音価についてのシミュレーション、音高についてのシミュレーション、さらに、二種の情報を足し合わせた旋律シミュレーションを試みた。
- 1996-02-24
著者
関連論文
- 長唄のテンポの定量的分析
- 音楽考古学の報告書を読む
- 動物の音声コミュニケーションと音楽との境界
- 生成文法の音楽理論への応用 (特集 ことばと音楽)
- XMLとXSLTを用いた未解読長唄譜の認識(コンテンツ生成)
- XMLを用いた未解読楽譜の認識とデータベース化
- 標準データ記述言語を用いた未解読楽譜の認識と記述--長唄正本の胡麻点を例にとって
- 琉球古典音楽の記譜法のためのXMLデータ形式と表示アプリケーション
- 東巴の舞譜について--舞踊譜の解読と現行との比較(下)
- 東巴の舞譜について--舞踊譜の解読と現行との比較(上)
- 長唄譜の編集ソフトウェアの作成
- モーション・キャプチャを用いた古典芸能のデータベース化と分析
- 雲南省納西族の音楽とその工尺譜の研究
- 長唄正本の注記の研究--現行譜と照合してその意味をさぐる
- 言語ゲームによる音楽と美の記述(第五十五回美学会全国大会発表要旨)
- GIDA_U(XMLを用いた長唄譜のデータ形式) : スキーマのモジュール化
- 書評 Yosihiko Tokumaru, L'aspect melodique de la musique de syamisen
- XMLを用いた長唄譜のデータ表現
- 標準データ記述言語を用いた伝統音楽の記述形式〔含 質疑応答〕 (日本音楽学会第51回全国大会総覧) -- (研究発表要旨)
- 音楽と美の認識と記述
- 旋律パターンの分類 : 類似性判断と分析例
- 金城による工工四データベースのXMLへの変換
- 計算機を用いたリズム・パターンの分類
- 長唄三味線の旋律シミュレーション
- 計算機を用いた長唄の旋律分析
- XMLとXSLTを用いた未解読長唄譜の認識(コンテンツ生成)
- 音楽分析と可能世界
- 歌唱時音声の協和性理論を用いた分析
- 長唄における唄と三味線の付き方
- ブロッキングによる長唄三味線の旋律分析法
- 標準データ記述言語を用いた伝統音楽のデータ形式 : XMLによる長唄譜のデータ形式
- 長唄譜にみる三味線の特殊奏法の分析
- 長唄において三味線の音色はどのように弾き分けられているか?
- 減衰音の知覚と三味線の音 : 音色は旋律進行にどう関与するかについての予備的考察
- メトリック・インタヴァル・ドミナント (トリトーン・ドミナント) : 長唄三味線における増 4 度進行とフレーズのリズム的歪みについて
- 音楽デ-タベ-スと民族音楽研究--楽譜情報の記号化と音楽分析
- 杖鼓の打奏における余剰身体動作
- 古楽譜及び未解読楽譜のデータベース化のためのソフトウェア仕様
- 協和性理論を用いた歌唱時音声の分析手法に関する研究
- 楽曲分析と可能世界
- 階層的時間と拍節