辞書式優先順位に基づく日本語固有表現抽出

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概要

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大量の文書情報から自動的に情報抽出を行なうための基礎技術として、人名や組織名などの固有表現の抽出が研究されている。様々な統計的手法も提案されているが、ルールベースシステムも依然として有力な手法である。しかし、ルールベースシステムは、ルールの数が増えるにしたがってシステムの挙動が不透明になり、デバッグが困難になっいていく傾向があった。本稿では、解の候補の間に明解な辞書式優先順位を設け、解の候補を全数探索して最優先解が必ず出るようにすることで、透明性の高いシステムを実現する。
一般社団法人情報処理学会の論文
2000-01-27

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