英日機械翻訳システムにおける挿入句の処理
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概要
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英日機械翻訳システムにおいて、英文中の任意の位置に、コンマやかっこで区切られて挿入することのできる挿入句を解析し、適切な訳を効率よく求められるようにするには、挿入句を取り出し、その内容を解析し、それが係るものを決定し、訳を生成しなければならない。その処理をシステムに実現するにあたって、いくつかの挿入句を調べた結果、文献により挿入句の使用にある傾向があり、また、挿入句を区切るコンマ、かっこによっても、挿入句の係り受けの関係が決まる場合が多いということが分かった。そこで、一般の文法規則とは独立した簡単な挿入句の係り受けに関する規則を定義し、翻訳対象に合った規則により、的確な挿入句に関する処理ができるようにした。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-11-17
著者
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