新聞記事における文章末表現での名詞語彙の出現特性
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概要
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新聞記事の文章末に着目し、文書の文字数が大きくなるほど、文章末に出現する頻度が高くなるようなタームが存在するかどうかを調査する。資料として、新聞記事データベースからランダムに選んだキーワード検索を用いて得られる文書群のうち、文書数が300を越える文章群を10個取り上げる。ある文書群において、文書の文字数が増加するにつれ, 文章末での出現頻度が増加する名詞を、その文書群の"大河ターム"という造語で呼称する。キーワード検索により得られた文書群から大河タームを抽出した結果、一つの例外を除き、取り上げた全ての文書群から複数の大河タームが取り出される。大河タームの80%以上は、9個の文書群の最頻出名詞と違うものであることが確認される。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-11-05
著者
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