複合語判定を優先させた決定リストによる同音異義語判定
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概要
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本論文では同音異義語の誤り修正を目的に, 同音異義語問題に対してYarowskyの決定リストによる手法を試みる.更に, 同音異義語問題において, もし同音異義語が複合語内に存在すれば, 前後の単語から判断して問題を解決できる場合が多いというヒューリスティクスから, そのような証拠に対する予測力に重みをつける工夫も採り入れる.新聞記事1年分を利用した実験を通して, 決定リストによる手法は同音異義語問題に対して有効であること, 更に上記の重みをつける工夫はオリジナルの決定リストよりもよい精度が得られることを確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-03-12
著者
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