ソフトシステム方法論(SSM)
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概要
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ハードシステムの計画・設計の方法論としてシステム分析やシステム工学はかなりの成果を挙げてきた.しかし,企業組織,情報システム,社会などの人間を含むソフトなシステムに対してはこれらの方法論は必ずしも成功していない.ソフトシステム方法論(Soft Systems Methodology;略称SSM)は,これらソフトシステムに対して,工学的アプローチの限界を打破するために英国で提唱された新しいシステム思考の一つである.本稿ではまずシステム工学とシステム分析に代表される「ハード」システム思考の特徴について述べる.次にそのアンチテーゼとしての「ソフト」システム思考であるSSMの考え方とその手順について概説し,適用例を紹介する.最後に最近のSSMの研究動向についても触れる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-10-19
著者
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