プレゼンテーションシステムにおけるリアルタイムアプリケーション共有方法の検討
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概要
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コンピュータ会議システムをの基本機能の一つであるリアルタイムアプリケーション共有機能の実現方式について報告する。既存のプレゼンテーションシステムのアプリケーション共有機能を利用した場合、(1)マウスポインタを共有するために個人作業が制限される。(2)アプリケーションを起動したコンピュータ上のファイルしか参照できない。(3)画面描画に遅延が発生する。などの問題があった。そこで、この問題点を解決するため、OLE技術を利用したアプリケーションデータのオブジェクト化、共有アプリケーションの分散実行、オブジェクトに対するアクセス権導入により遅延同期方式を採用したホワイトボードシステムを試作した。CPU利用率、ネットワークトラフィックに関する性能測定の結果、本システムのアプリケーション共有機能の有効性を確認した。
- 1998-09-17
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