配線幅とバッファ挿入を考慮したタイミングドリブン概略配線手法
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概要
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本稿では, VLSIチップのレイアウト設計において,スタンダードセル配置に対する概略配線手法を提案する.配線の際,配線幅の拡大とバッファ挿入によって配線遅延を減少させ,与えられたタイミング制約を満たす配線を実現する.提案配線手法は,まず部分配線ごとに配線遅延を最小にする配線形状を求め,各ネットの配線木を生成する.次に各ネットに対して,タイミング制約に対するクリティカル度や配線幅拡大・バッファ挿入の効果を考慮して,配線幅拡大・バッファ挿入の処理を行う.そして,最初に得た配線形状に近い形で実配線を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-02-14
著者
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