英語の特殊コーパス構築とその利用法 : 自然科学分野の英語論文と口頭発表のペアコーパスを例に
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概要
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現在構築中のコーパス(実際に使用された言語を機械可読形式にした資料)には、英語母語話者による自然科学分野の口頭発表と書かれた論文が集められている。本コーパスは、同一科学者による同一タイトルの口頭発表と書かれた論文が一対を構成するという特徴を持つ。1960年代以降、複数ジャンルのテキストを集めたコーパスや3億語におよぶ巨大コーパスなどさまざまなコーパスが構築されてきた。本稿では、それら既存のコーパスと本コーパスの組み合わせによる統計処理、本コーパス内の口頭発表と論文の質的、量的比較データをもとに、本コーパスのような特殊コーパスの英語学上の意義と利用法を考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-01-24
著者
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