大規模サーバにおけるウイルス検査システムの運用法
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概要
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近年, インターネット上の電子メールやWebアクセスの広がりに伴い, コンピュータシステムに密かに侵入し, 自己増殖する, コンピュータウイルスの被害が急速に広まっているが, クライアント上での有効な検査を全ユーザに徹底させることは難しい.一方, サーバ上に検査プログラムを導入し, 組織外から到着した時点で検査・駆除することにより, 組織内の各クライアントへの感染を未然に防ぐ方法も用いられるようになってきたが, 大型UNIXサーバで運用するためには課題も多い.本論文では, サーバ用ウイルス検査ソフトウェアを著者らの大学において運用させた経験から, このソフトウェアの問題点を明らかにし, それらの問題点を解消する方法およびその運用結果について述べ, 本方法の有効性を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-09-29
著者
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丹 康雄
北陸先端科学技術大学院大学
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井口 寧
北陸先端科学技術大学院大学
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三輪 信介
情報通信研究機構
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敷田 幹文
北陸先端科学技術大学院大学情報科学センター
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三輪 信介
北陸先端科学技術大学院大学情報科学センター
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三輪 信介
独立行政法人情報通信研究機構
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松沢 照男
北陸先端科学技術大学院大 情報科セ
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井口 寧
北陸先端科学技術大学院大学情報科学センター
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松澤 照男
北陸先端科学技術大学院大学
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敷田 幹文
北陸先端科学技術大学院大学情報社会基盤研究センター
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