ユニバーサルデザイン・フレームワークの提案(一般)

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概要

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現在,情報ネットワーク・コンピューティングを利用するために少しでも多くの人が使いやすくするための試みが研究・実施されている。しかし,実際にユニバーサル・デザインの概念を人工物のデザインへ導入するには,対象としているユーザが幅広いために,複雑で分かりにくいことが指摘されている。また,ユニバーサル・デザインを実現化する方法の一つは,一つの人工物でできるだけ多くの人に対応するアプローチがあるが,それだけでは多くのユーザに対応することはできない。また,それぞれのユーザごとに人工物をデザインするとすれば,多くの種類の人工物を用意する必要があり,企業の採算性という観点より問題がある。ここではそれらの問題を解決して,それぞれのユーザに対応した人工物を準備するためにUDフレームワークという構造化したデザイン手法を提案し,事例を通してその手法の有効性を検討する。
一般社団法人情報処理学会の論文
2003-07-10

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