高速液体クロマトグラフィーによるジゴキシン錠及びその溶出試験液中のジゴキシン加水分解物の定量
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概要
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ジゴキシン錠中のジゴキシゲニン(D0),ジゴキシゲニンモノジギトキソサイド(D1)及びジゴキシゲニンビスジギトキソサイド(D2)のHPLCによる定量法を開発した.又,錠剤の溶出試験液をクロロホルム抽出し,この溶出液中のジゴキシン加水分解物の組成比を求めた.錠剤6銘柄から,D0,D1及びD2それぞれ,0.13〜1.84,0.16〜0.29及び1.60〜4.19μg/錠を検出した.組成比はD0が最も多く,42.5〜46.4%であった.D1は約17%,D2は約20%であり,ジゴキシンの組成比は15.7〜20.2%であった.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1987-02-05
著者
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