3,7-ジヒドロキシフラボンによるゲルマニウムの蛍光定量
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概要
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ゲルマニウムと3-ヒドロキシフラボン及びそのヒドロキシあるいはメトキシ誘導体12種との蛍光反応を塩酸,硫酸,過塩素酸及びリン酸中で検討し,錯体の蛍光特性に対する酸の影響並びに試薬の置換基効果を明らかにした.各試薬ともいずれの酸中でもゲルマニウムと錯体を生成するが,蛍光は8種の試薬ついてリン酸中でのみ認められた.蛍光定量用試薬としては3,7-ジヒドロキシフラポンが最適であり,本試薬により4Mリン酸溶液で25ml中0.02〜0.5μgのゲルマニウムの定量が可能である.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1987-01-05
著者
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