2-(5-ブロモ-2-ピリジルアゾ)-5-ジエチルアミノフェノールによるアンチモンの抽出-吸光光度定量
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概要
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An extraction-spectrophotometric method for the determination of antimony(III) with a reagent (Br-PADAP) in the title has been presented. To the sample solution containing antimony (III) (1〜25) μg in 2.5N sulfuric acid, were added 0.5 ml of 1.2 M potassium iodide, and then 2.5 N sulfuric acid to make its volume of about 10 ml. Antimony in the solution was extracted only once with 10 ml of 0.002 w/w % Br-PADAP benzene solution by shaking the mixture for 1 min. The absorbance of the extract was measured at 610 nm referring to its reagent blank, for (20〜30) min after the extraction. (ε=5.9×10^4 1 mol^<-1> cm^<-1>) (Antimony in 100 ml of the sample solution was also determined by this technique, if the added quantities of potassium iodide and of Br-PADAP were increased.) This method was applied to the determination of antimony in the benzene solution of antimony (III) chloride, and in each acetone solution of some organoantimony(V) compounds.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1980-02-05
著者
-
下井 守
東京大学教養学部化学教室
-
渡辺 裕
東京大学教育学部附属中等教育学校
-
大内 昭
東京大学教養学部化学教室
-
下井 守
東大 大学院総合文化研究科
-
下井 守
東京大学教養学部
-
渡辺 裕
東京大学教養学部化学教室
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