2-(5-ニトロ-2-ピリジルアゾ)-1-ナフトールと非イオン性界面活性剤を用いるニッケルの吸光光度定量
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概要
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2-(5-ニトロ-2-ピリジルアゾ)-1-ナフトール(5N-α-PAN)と非イオン性界面活性剤を用いる水溶液中の微量ニッケル(II)の吸光光度定量法について検討した.5N-α-PAN-ニッケル錯体は595nmと632nmに同程度の吸収極大を有し,pH 7.0〜9.0で最高一定の吸光度を示す.632nmにおけるモル吸光係数は7.4×10^4 l mol^<-1>cm^<-1>,ニッケル濃度(5〜35)μg/50mlの範囲でベールの法則に従う.マスキング剤として酒石酸,1,2-ジアミノプロパンを加え,ニッケル錯体生成後にEDTAを加えることにより他金属イオンによる妨害を除くことができる.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1979-01-05
著者
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