新規分配係数測定用セルの開発
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概要
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N字型分配係数測定用セルを開発した. このセルは二相の分離操作なしに随時二相から同時サンプリングができるため, フラスコ振とう法と比較してより簡便な測定が可能となった. オクタノール/水間の分配係数の対数(log P_<ow>)の測定を行ったところ, 平衡時間は約4時間で, 得られたlog P_<ow>値はフラスコ振とう法による値と一致した. 一価塩基性薬物であるノベラパミルのlog P_<ow>のpH依存性測定では, 複数のセルを同時に用い, 随時二相からサンプリングし平衡時間をモニターすることにより測定時間を短縮することができた. 本法はセルをHPLCのオートサンプラーに組み込むことによって自動化も可能であった. この自動システムは煩雑なマニュアル操作を必要とするフラスコ振とう法に代わるlog P_<ow>測定の簡便法として期待される.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 2000-05-05
著者
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浅川 直樹
エーザイ(株)筑波研究所 物性製剤研究室
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浅川 直樹
エーザイ分析研究所
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浅川 直樹
エーザイ(株)筑波研究所
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石濱 泰
慶應義塾大学先端生命科学研究所:科学技術振興機構さきがけ
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石濱 泰
エーザイ(株)分析研究所物性研究室
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大塚 昭代
エーザイ(株)筑波研究所
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内川 清彦
エーザイ(株)筑波研究所
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石濱 泰
エーザイ(株)分析研究所
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