ステロイドの高速液体クロマトグラフィー/質量分析
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概要
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ステロイドの高速液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)について主なステロイド別に総説した. LC/MSは, 誘導体化を要しない生体内ステロイド分析法として有望視されており, 特に抱合体のそれでは威力を発揮している. しかし, 遊離型ステロイドで比較すると, 感度の面ではガスクロマトグラフィー/MS(GC/MS)より劣り, ハード面の進歩だけでなく誘導体化などの工夫を要する. 主なイオン化法やステロイドの分析法についても概説した.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1999-04-05
著者
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島田 和武
金沢大学大学院自然科学研究科
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島田 和武
金沢大学薬学部
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三田村 邦子
金沢大学薬学部
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Shimada Kazutake
Fcaulty Of Pharmaceutical Sciences Kanazawa University
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