試薬〓紙を用いる水銀、ヒ素、アンチモン及びスズの電気泳動分離法
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概要
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水銀、ヒ素、アンチモン及びスズの各チオ酸イオンを試薬炉紙を用いる電気泳動法によって相互分離する方法について検討した。 炉紙に合浸する試薬としては、(A) O.05M 水酸化ナトリウムに溶解した 3M グリシン溶液 (pH8.O)、 (B) 1% 8-オキシキノリンエタノール溶液(オキシン)、 (C) 3M グリシン水溶液 (pH6・2)を用いた。 陰極側から順に(A)、(B)、(C)による試薬合浸帯をつくり、自然乾燥後使用した。 0.1 M 酢酸アンモニウム水溶液を支持電解質溶液として電気泳動すると、各イオンは短時間で分離できる。
- 1975-08-10
著者
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