稠密処理システムGALAXYでのネーミング
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概要
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現在、われわれは、広域ネットワーク上で多数のワークステーションが有機的に協調動作する処理形態の研究を進めており、そうした処理形態を稠密処理(Holonic Processing)と呼ぶことにしている。われわれが稠密処理の概念に基いて設計しているコンピュータ・システムはGALAXYと呼ばれている。一般に、ネットワークによって接続されたコンピュータ・システムでは、ユーザからアクセス可能な(少なくとも、物理的には接続している)計算機資源の種類や数は、スタンドアロン・システムの場合に比べて桁ちがいに大きくなるが、GALAXYの場合もまたその例外ではない。こうした状況では、それぞれのシステム構成要素をユーザからどう呼ばせるか、という、ネーミング方式に関する考察が重要なものとなる。今回の発表では、われわれがGALAXYでとったネーミング方式と、それを決定する際に考慮したことがらのいくつかについて議論する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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太田 昌孝
東京大学精神神経科
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河内谷 清久仁
東京大学
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前川 守
東京大学理学部情報科学科
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太田 昌孝
東京大学医学部精神神経科
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濱野 純
東京大学
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濱野 純
東京大学理学部情報科学科
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前川 守
電気通信大学情報システム学研究科情報システム設計学専攻
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前川 守
東京大学
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太田 昌孝
東京大学医学部付属病院精神神経科
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