TAchyon Common Lisp : 表駆動アセンブラトランスレータによるPA-RISCへの移植
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概要
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我々はTachyon Common Lisp処理系をi860^TM CPU,SPARC CPUを持つマシン上で開発した。今回PA-RISC CPUを持つマシン上に移植を行なった。移植の大部分はアセンブラプログラムの移植である。アセンブラプログラムはアセンブラトランスレータにより、抽象度の高いものになっている。このためアセンブラプログラムを変更せずにトランスレータを変更するだけでアセンブラプログラムの移植を行なえるようにしている。今回CPUの仕様情報を表に格納するだけで、対象とするCPUのアセンブラプログラムに変換する表駆動アセンブラトランスレータ(以下、単にトランスレータと書く)を開発した。これによりCPUの仕様情報を格納するだけで容易にアセンブラプログラムの移植力端なえるようになり、PA-RISCへの移植が短期間で行なえた。本稿では表駆動アセンブラトランスレータ及びPA-RISCの特徴、アセンブラプログラムの変換について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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高橋 順一
沖テクノシステムズラボラトリ
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五味 弘
沖テクノシステムズラボラトリ
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山田 雅彦
沖テクノシステムズラボラトリ
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長坂 篤
沖電気工業
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山田 雅彦
(株)沖テクノシステムズラボラトリ
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高橋 順一
(株)沖テクノシステムズラボラトリ
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五味 弘
(株)沖テクノシステムズラボラトリ
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小島 透
(株)沖テクノシステムズラボラトリ
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