遠隔地・分散開発における開発管理についての一考察
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概要
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通産省の調べによれば現在、日本のソフトウェア開発には4万人分ものバックログがあると報告されている。また、人事面においても地元指向の現象(現地採用やUターン希望者の急増)が顕著になってきている。これらを背景として、従来通り(近地集中型)の開発パワーの確保が増々困難となりつつある。こうした状況下において今後、本社/支社/営業所あるいは関連・協力会社と連携強化による全国レベルでの共同開発形態すなわち遠隔地・分散型の開発方式【複数の開発拠点(遠隔地:離れた場所)で分散して開発される一つのシステムを中央で集中一元管理,統合する開発方式】の導入が促進すると予想される。本稿では当開発方式での進捗・品質管理に当たっての基本的な考え方を述べると共に,管理のポイントを示し,それを具現化するための支援ツールについての考察を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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