遠隔地・分散開発における開発管理についての一考察 : パソコン通信を利用したコミュニケーション管理
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概要
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「遠隔地分散開発方式」の定着・拡大が著しく、進捗管理・品質管理のための各種支援ツールについて、利用方法・活用効果の具体的な事例が蓄積されている。定量的且つ客観的な管理情報の収集方法・管理指標(アラームポイント)の基準値、問題発生時の具体的な行動指針も整備されてきた。当開発方式による「開発力の強化」が現実的な有効性を期待できるツールとして認識されている。進捗評価基準・品質評価基準の精度向上、行動基準の標準化の推進などにより、遠隔地分散開発の導入促進が期待できる。この様な状況下において、開発管理上で残された課の一つに「コミュニケーション管理」があり、このコミュニケーション改善策の早急な解決が必要になっている。本稿では、コミュニケーションの問題解決の一手段として、「パソコン通信」を利用したQ&A管理の具体例を示し、その評価・考察を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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