遠隔地・分散開発における開発管理についての一考察 : 上流工程における指標管理
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概要
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近年「遠隔地分散開発」は一般的な開発手法として用いられ、その管理方法も数多く紹介されている。同開発形態は従来の集中型開発に比べ品質・進捗全般にわたり、より綿密でバランスの取れたタイムリーな管理が要求される。これまでのプロジェクトの失敗例を省みると、上流工程でのミスほど復|日に時間・工数を要する傾向が多く、これを最小限に抑えることがプロジェクト成功の鍵であることは言うまでもない。これらのトラブルを分析するとユーザを含むコミュニケーション不足が原因の大半をしめている。遠隔地・分散型の開発においてはこの事象の回避が最重要課題のひとつである。本稿では、この点に着目し上流工程での手戻り作業発生を抑止すべく行った主開発元と遠隔地の開発拠点とのコンセンサス及び指標管理について整理し報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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