連結された共同仮想空間における、オブジェクト管理方式
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概要
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近年のPCの急激なパフォーマンスの向上により、ユーザがクライアントとして用いてきたマシンをサーバーとしても利用できるようになっている。我々は、このようなホモジニアスな環境を想定して、エンドユーザーがホームページのように手軽に立ちあげられる仮想空間を作成し、他ユーザーの仮想空間と相互に行き来できる共同仮想空間の実現を、目指している。エンドユーザが独自に作成する仮想空間は、膨大なコンテンツを擁するわけではないため、他の仮想空間と連結可能になることは大きな意味を持つ。現状実現されている仮想空間でも、URLでVRMLファイルを指定し、次々に空間を提示できる。しかし、アバタやオブジェクトを持って他空間との間を行き来する事はできない。また、大規模サーバーによるマッピングによって、仮想空間の連結をサポートするものもあるが、独自に作成されたものを任意に連結するには至らない。そのため、ユーザーが空間をまたがって協調作業する環境には不十分であると考えられる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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