複数映像情報統合による走行車両検出の基礎検討
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概要
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近年, 交通流計測センサとして, 画像処理による方式(以下, 画像センサと記す)が実用化されてきている。実用化されている画像センサは, カメラを路側帯上部等の高所に設置し, 走行車両を前方或いは後方から撮像し, その映像を処理して車両を検出し交通流情報を算出している。本稿では, 走行車両の前方及び後方に配置した複数台のカメラを用いて走行車両を撮像し, その各画像処理で得られた結果を統合することによって走行車両を車群(同一速度で動く車両の集合体)として検出する複数映像統合センサの実現について検討したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-09-24
著者
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中 基孫
松下技研(株)ヒューマンインタフェース研究所
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水澤 和史
松下技研(株)情報・ネットワーク研究所
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成岡 知宣
松下技研(株)情報・ネットワーク研究所
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北村 健児
松下技研(株)
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藤岡 利和
松下技研(株)情報・ネットワーク研究所
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