放送型マルチメディアコンテント : 動画像と同期したスクリプトの実行方式
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概要
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コンピュータが家庭へ浸透し, これを前提としたインターネットが将来の新しいメディアとして認知されつつある. この新規メディアと現在の家庭における主要メディアである TV の関係には当然高い関心が集まっている. TV は動画像を配送し, インターネットでは主にデータやスクリプト (WWW) が転送される. 我々は動画像とスクリプトの実行が高い時間的同期性を持つことにより, 動画像とスクリプトの内容が密接な連携を持つような新しいマルチメディアコンテントを可能とするためのシステム MMB (Multi-Media Browser) を研究している. MMB は動画像データとスクリブトがローカルには蓄積されていなくて, 表示する時点で転送されてくるような場合でも有効に機能することを目指している. その中でも転送が一方向の放送形態の場合に課題が多い. そこで本稿では放送形態における方式を中心に説明する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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馬場 匡史
(株)ディジタル・ビジョン・ラボラトリーズ
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大竹 和雄
(株)ディジタル・ビジョン・ラボラトリーズ
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吉村 政彦
(株)ディジタル・ビジョン・ラボラトリーズ
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森本 義章
(株)ディジタル・ビジョン・ラボラトリーズ
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