文字の出現頻度を考慮した文字列検索アルゴリズムの提案
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概要
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近年、文献情報等の文書情報のDB化が急速に進められているのに伴い、文書情報処理の高速化のニーズが極めて高まっている。このような状況の中で、文書情報処理のうち最も基本的かつ高負荷な処理の一つであるストリング・サーチ処理の高速化は重要な課題である。その高速化を目的としたアルゴリズムとして、KMP法やAC法、BM法[1]などが著名である。また、AC法とBM法をハイブリッドしたアルゴリズム[2][3][4]も提案されている。しかし、これらのアルゴリズムはテキスト上の文字の出現頻度について余り考慮されていなかった。そこで、本稿では、以前提案したアルゴリズム[2]を拡張し、その拡張したアルゴリズムを文字の出現頻度により使い分けるという方法を提案する。また、性能実験により、その有効性についても検証する。
- 1992-09-28
著者
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