入力文字情報を最大限に活用した文字列検索アルゴリズムの提案

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概要

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近年、文献情報等の文書情報のDB化が急速に進められているのに伴い、文書情報処理の高速化の二-ズが極めて高まっている。このような状況の中で、文書情報処理のうち最も基本的かつ高負荷な処理の一つであるストリング・サーチ処理の高速化は重要な課題である。その高速化を目的としたアルゴリズムとして、KMP法やAC法、BM法などが著名である。また、AC法とBM法をハイブリッドしたアルゴリズムもいくつか提案されている。しかし、これらのアルゴリズムは、入力した文字の情報を十分に活用しきっているとはいえないものであった。そこで、本稿では、人力文字情報を最大限に活用した文字列検索アルゴリズムを提案する。また、性能実験により、その有効性についても検証する。
1993-03-01

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