アルゴリズム的思考法の学習-記憶から思考へ-
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概要
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アルゴリズム的思考法とは,目的を達するための処理を基本的な操作に分解し,それらの順序を意識する思考法である.我々は,このアルゴリズム的思考法を,「情報を学ぶ上での基本的な能力」として認識しており,本格的な情報の学習を始める高等学校における重要なテーマであると考えている.本報告では,学生の学習状況を「躓きパターンによる分類」と「学習パターンによる分類」という2つの軸で把握することを提案する.躓きパターンによる分類は学生の理解度を示し,学習パターンによる分類は学生が「暗記型学習」と「思考型学習」のどちらで学習を進めているかを示す.暗記型学習には到達度に限界があり,いかに思考型学習に移行させるかが重要である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-05-16
著者
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清藤 武暢
横浜国立大学大学院環境情報研究院
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清藤 武暢
横浜国立大学環境情報研究院
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飯田 周作
専修大学ネットワーク情報学部
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飯田 千代
専修大学ネットワーク情報学部
-
佐藤 創
専修大学ネットワーク情報学部
-
佐藤 創
専修大学経営学部
-
佐藤 創
専修大学経営学部情報管理学科
-
佐藤 創
専修大学
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