第四世代言語によるシステム設計教育
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概要
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専門学校教育の主たる目的は、即戦力となる人材を育成することであろう。このことからいえば、プログラマ教育に重点を置けばよいことになるが、企業が本当に求めているのはSEであり、学生もそれを目指している。したがって、学生時代にSEの仕事の一部を経験させることは、自分の将来を多少知ることができ、社会に出る上での心構えもできるので有意義なことであろう。さて、SEの基本的な仕事はシステム設計である。よって、SEを育てるにはシステム設計教育を中心としたカリキュラムを組めばよいことになるが、システム設計の教育は、次項であげるような問題点があり、これらを解決するには新しい教育環境が必要になってくる。最近、CASE(Computer Added Software Engineering)や第四世代言語(4Generation Language:4GL)といった、新しい開発環境が注目を集めている。本稿では、このうち第四世代言語を取り上げ、SE教育に活用する方法を述べてみる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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