拡張RFC822に基づく電子メールシステムに関する一考察
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概要
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企業内ネットワークにおいて、電子メールシステムを利用して連絡・通達などの文書をやりとりする場合、テキストのみの電子メールでは社内文書の27%しか電子メール化できないことが我々の調査でわかった。そこで我々は図形情報を送受信できるメールシステムをX-Window上で試作した。メッセージの構造として米国の研究者グループを中心に議論されているInternet上の電子メールプロトコル(RFC822)の拡張案を利用した。ここで扱うデータは、線画を中心としたベクトル図表デーヌのみであるが、企業内で作成・配布される文書のほとんど全てをカバーでき、実務に十分対応できる。本稿では、このメールシステムの概要と、それを実際に業務に応用した場合に生ずる問題点について考察する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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