遺伝的探索に基づく"虫"の進化(2) : 遺伝アルゴリズムによる改良
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概要
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我々は「虫」のシミュレーションを用いて、補食行動に適応進化の実現を試みている。前稿における遺伝的探索の基礎は無性生殖と突然変異であった。本稿では、2個体からの生殖による遺伝子の交差オペレータを導入し、進化のアルゴリズムを拡張する。これにより進化の効率が向上したことを統計的に示し、交差オペレータの有効性を確認する。さらに、生殖の近接性という概念の導入により、複数種の進化と棲み分けの実現が可能になることを示す。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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