文科系大学における情報処理教育の現状
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概要
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現在、情報処理教育について活発な論議がされている。情報処理学会でも指針となるカリキュラムの発表を行ったが、その内容はいわゆる理工系の四年生大学についてのものであると思われ、そのままを文科系の四年生大学(以降、「大学」とあった場合は四年生大学または文科系の四年生大学のことをいう)や短期大学で行うのは難しいであろう。各大学や短期大学においては、学科が専門とする科目と情報処理の結び付きや、情報処理という分野について専門外の学生にどの程度の情報処理教育が必要か、ということについての検討もされていることと思う。しかしながら、全体としてはまだ統一した見解が得られていないのが現状であろう。本発表では文科系の大学よりアンケートの回答をいただき、それをもとに文科系大学の情報処理教育の現状と課題を考えてみる。なお、アンケートの内容をおおまかに分類すると、『情報処理教育の目標』、『履修情報処理関連科目』、『履修プログラミング言語』、『情報処理教育を行う施設・環境』となり、この分類に基づいて分析を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
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