カリキュラムに見る情報処理教育の特質について : 短期大学の実態調査を中心として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
短期大学における経営関連学科等と情報処理学科等では,情報処理教育の内容あるいは目標が異なっているのは当然であろう。というのは,学科の有している性質により基本的なスタンスが異なっているため,COBOLやBASICなどの言語を通じて情報処理教育を行うとはいっても,それを同一の教育内容あるいは目標として捉えられないからである。周知のとおり,情報処理教育はコンピュータサイエンスに関する科目を中心とし,この教育目標を達成するためにはさらに情報科学関連科目も必要不可欠になる。情報処理学科等においては,このような科目の合理的な体系がなされていても,経営関連学科等では必ずしもなされていない。ここに,両学科における情報処理教育の齟齬が見受られるのである。そこで,短期大学のカリキュラムの体系を見ることによって,各学科別の情報処理教育の内容を比較検討しその特徴と異同を明らかにする。さらに,経営関連学科等独自の情報処理教育を行うべきであるとするならば,どのようなカリキュラムにしなければならないのかなどについて検討することを,今回の研究発表の課題とする。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-02-24
著者
関連論文
- CGI・スクリプトを用いたシェル・スクリプト教育
- ATMネットワーク上のディジタル・ビデオ環境の構築
- Mosaicを活用したワークステーション・ネットワーク上の教育
- 稚内北星学園短期大学専攻科の情報教育
- ATMネットワーク上のマルチメディア教育環境の構築
- UNIXネットワークの教育
- UNIXワークステーションによる情報教育
- ネットワーク上のUNIX教育(II)
- ワークステーション・ネットワーク上のUNIXの教育
- キーワード上でのUNIXの教育
- カリキュラムに見る情報処理教育の特質について : 短期大学の実態調査を中心として
- 文科系大学における情報処理教育の現状
- オリジナル・グラフィックス・ライブラリを用いたプログラミング教育
- Xlibベースの簡易グラフィックス・ライブラリを用いたUXIX上でのプログラミング教育
- Xウィンドウ用グラフィックスライブラリ「xtgl」の作成
- プログラミング言語教育についての一考察 : 本学学生の現状分析
- アルゴロジックとプログラミンを用いたプログラミング学習
- オートスキャン型コミュニケーション支援アプリケーションの開発