作表処理における条件式の簡略入力機能
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概要
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当社の分散処理コンピュータ上で動作する統合作表計算サブシステム(VCAST)では、以下に述べる4つの媒体の同一の操作性による表入力や表印刷を実現している。(1)シート(表形式+データ)(2)フォルダファイル(順、相対、索引)(3)テーブル(4)MMLデータ(3)のテーブルとは、同機種の分散処理コンピュータで実現しているリレーショナルデータベース(以後、RDBと称す)のテーブルであり、このRDBに対する検索などの機能はSOLで要求する。また、(4)のMMLデータでも他機種間への機能要求の手段としてSQLを利用している。末端のユーザを考えた場合に、言語の要素をもつSQLを意識させることは操作性の阻害となり、定型業務での運用を妨げる要因である。本稿は、SQLを意識せずにユーザの入力操作ができるSQL生成機能(特に条件式入力)について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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