距離階層に基づく領域の対応付け
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概要
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ステレオマッチングの対応率を向上させるために、線分特徴の幾何関係構造を用いる手法の提案がある[1-4]。我々は、線分よりさらに大局的な特徴として領域に着目し、領域の幾何位置関係に基づくカラー画像ステレオマッチングについて考察した[5]。そこでは、領域を節点、領域間の幾何位置関係を枝とするグラフ表現を用い、二つのグラフの比較を部分的に行い、領域の対応付けを行った。しかし、グラフを部分的に比較したため、誤った領域分割が、他の領域の対応付けに悪影響を与えることがあった。今回、これを軽減するために、領域を、各領域からの距離で階層化し、同じ距離の左右の領域間で重み付き2部グラフ・マッチングを行い類似度を求めた。この手法について、積木のカラーシーンに対する実験結果とともに報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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