vmapマクロ,VMAP関数を用いたプログラミング及びベクトル化Lispコンパイラでの実行とその考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々の研究室で開発したベクトル化Lispコンパイラは,スーパーコンピュータのベクトル演算機能を積極的に利用するためにLispプログラムをベクトル処理化されるコードに変換する処理系である.そして,すでに新しいデーク構造及びvmapマクロ,vmap関数の提案,実現と共にその他ベクトルプロセッサを使用する関数を作成,実装しているが,本研究では,グラフ問題,その他探索問題のいくつかの例題について,ベクトル化Lispコンパイラを用いて処理を行ない,実行した.本稿では,vmapマクロ,vmap関数を用いたプログラミングについて述べ,実行結果とともに本処理系の有効性を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
-
阿部 一裕
大阪大学工学部応用物理学科(三菱電気(株)中央研究所システム基礎研究部)
-
安井 裕
大阪大学工学部応用物理学科
-
安井 裕
大阪大学・工学部
-
安井 裕
大阪大 工
-
小林 一隆
大阪大学工学部
関連論文
- 高速LISPマシンとリスト処理プロセッサEVAL II : インタプリタによるマシンの評価
- 高速LISPマシンとリスト処理プロセッサEVAL II : アーキテクチャとハードウェア構成
- 計算センター運営論 : 国立大学大型計算機センターの場合
- EVLISマシンにおける並列Lispコンパイラの実現
- vmapマクロ,VMAP関数を用いたプログラミング及びベクトル化Lispコンパイラでの実行とその考察
- Lispからのベクトルプロセッサの利用
- Lisp プログラムのベクトル化法とベクトル化 Lisp コンパイラの実現
- スーパコンピュータ(ベクトル計算機)のための並列Lispコンパイラ
- Lisp並列処理マシン-EVLISマシン-とニューロエンジンの結合システム
- Lisp並列処理マシン-EVLISマシン-でのフリーセル及びフリーフレームの管理方式
- LISPマシン (記号処理と計算機アーキテクチャ)
- Computer Assisted Problem Solving System (CAPSS) : 経営における意思決定のためのシステムとして
- 誤差評価の可能な多重精度演算
- 誤差評価の可能な多重精度演算について (数値計算のアルゴリズムの研究)
- 計算機自身にプログラムを作成させる試み